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Cuvée Otosan

2008 Touraine Rouge Cuvée Otosan, Bois Lucas

 ロゼと見まがうばかりの、薄いルビー色。微発泡している。
 抜栓とともに赤系果実のチャーミングな香りが立ちのぼる。ミネラル、様々なハーブ、リコリス。ちょっぴり枯れ葉のニュアンス。
 味わいは、旨味成分が多いのが特徴的。淡い色の割にタンニンがしっかりと、そして心地よく舌に広がる。酸はなめらかで美しい。ピュアで清々しいワイン。デキャンタージュしてからの静かなワインの方が良いようだ。
 いつも感じてきたピノっぽさはあまりなく、ガメイの美しさを余すところなく引きだしていた。ビオロジック(この年からビオディナミを改めたそう)。10年目を迎えた新井女史に敬意を表したい。
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        イベリコ・ベジョータの焼き肉と
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by musignytheo | 2012-11-28 19:33 | wine | Trackback | Comments(0)

Canter & Trot

 良く晴れて空は澄み、風もなく穏やかな一日でした。
 ノースランド・ライディング・クラブのあるこの山あいも放射冷却が進み、今朝の最低気温は-5℃だったそうです。
 日曜午前の習慣となっていたクラブでの乗馬。
 骨折のあと、ひと月休んでいましたが、先週ははじめてのトレーニング・ライドで何とか20km完走して、エンデュランス3級をとることができました。
 コースには、人が登山するのもきつそうな急坂や岩場などがあって、想像より過酷な環境でしたが、クラブの皆さんのご指導のおかげで、けがもなく帰って来られました。


 馬場から見おろす景色も、秋から冬に移ろうとしていました。
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 薄雲の絨毯の上に頭を見せた逆光の富士は、冬の表情です。
 陽射しを背にして見る空の青さも、冬を想い起こす深さでした。
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 5週間ぶりの馬場での練習は、、、
 やっぱり落馬のイメージを完全に捨て去ることができず、慎重になりすぎてしまいました。
 それでも、解決しようと思っていた疑問点を先生に一つひとつ解説していただき、収穫の多い乗馬になりました。
 パートナーは、サラブレッドのノースリバー君でした。
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by musignytheo | 2012-11-25 19:54 | riding | Trackback | Comments(4)

Les Caillerets

2002 Meursault Les Caillerets, Juliette Chenu

 輝く黄金色。わずかに琥珀色も見える。
 熟成の進んだ香り。アモンティヤード・シェリー、ローストしたヘーゼルナッツ、濃厚なマヌーカ蜂蜜、ミネラル、マシュルームなどが香る。
 味わいは、ミッドの痩せが少々気になるが、酸は良質。ミネラルも多い。かなりドライな印象。
 2002年としては熟成の進行が早く、ラベルを見なければ90年代前半のワインと思ってしまいそう。しかし破綻はなく、古いワインの個性を楽しめた。 
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  帆立のムニエル ポルチーニとトマトのソース
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  ポレンタ 上記のソースを使って
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by musignytheo | 2012-11-22 19:40 | wine | Trackback | Comments(0)

Sous la Fee

 食前酒は、オーガニック・サングリア。
 前菜は、スモークサーモン、タコと海老のマリネです。
 
 合わせたのは、

Grande Réserve Brut, Beaumont des Crayères
  リュット・レゾネのシャンパーニュです。
  ピノ・ムニエ主体で、柑橘やリンゴ、焼きたてパン、ナッツやミネラルが香ります。
  味わいはバランス良く、旨味成分が豊富で、まろやかな口当たりでした。
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 主菜はシャラン鴨のコンフィ。
 フランス直送の冷凍品でしたが、ゲイミーで鉄分が多く滋味深い味わいでした。 
 本物のシャラン鴨を使ったコンフィははじめてでしたが、かなり時間をかけて調理してあるのでしょう、強い肉質のはずが驚くほどやわらかく、ナイフは必要ありませんでした。

 合わせたのは、

2005 Santenay Clos de Malte, Domaine Louis Jadot

 澄んだガーネット色で、澱はありません。
 カシスやチェリーのコンフィのような果実香がチャーミング。タイムにオレガノ、ミネラル豊かで、レザーの香りもほんのりと。土のニュアンスがサントネイらしいです。
 味わいはミドルボディで、エレガントな作りです。酸は美しく、終始バランス良い飲み口です。果実の上品さと土の素朴なニュアンスが上手く融合していました。2005年の豊かさを感じます。
 「妖精の下」という、なかなか魅力ある名前のクリマに存在する、ジャドのモノポール畑より。
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 ドフィーヌ・グラタン
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 デセールは、カボチャのプリン。
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                             外科のT先生をお迎えして。





 
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by musignytheo | 2012-11-17 20:00 | wine | Trackback | Comments(0)

Red English Roses

L.D.Braithwaite
Falstaff(右下の俯いたクリムソンのバラ)
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 晩秋の赤バラは、やや紫の成分が多めですが、深い色調を気長に楽しめます。
 気候のせいなのか良くわかりませんが、香りも、春のように華やかにたつのではなく、鼻を近づけると深い淵にひきこむような誘い方です。
 四季咲きのバラは何度も返り咲くから、という理由でなく、晩秋の楽しみを享受できるという意味合いで、私は大切にしています。
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by musignytheo | 2012-11-16 20:17 | rose | Trackback | Comments(0)

Fall Colors

 週末に訪れた、ノースランド・ライディング・クラブ。
 紅葉は終わりに近づき、鮮やかに色づいていた葉も茶色味がかっていました。
 もうすっかり葉を落としている樹もあります。

 私は、足元につもった落ち葉を踏みながら歩くのが好きです。
 晩秋の森に踏みこんでゆくと、この季節特有の匂いが立ちこめています。
 枯れた葉やそれが湿って土と同化してゆく過程に発する匂いには、なぜか心を落ちつかせる要素があるようです。
 どこかに獣の潜んでいるかのような匂いや、黒土と腐葉土の混じり合ったような匂いもたっています。
 遠くの畑で野焼きをしているのでしょうか、煙の匂いを風がはこんできます。
 
 冬も近づき、日が落ちて急に冷気の入った夕暮れ。
 闇が迫るのは足早です。
 微かな不安を胸に、遠い昔から知っている匂いの記憶を反芻しながら家路を急ぐ。
 子供のころの晩秋の想い出です。
 それはいつも、匂いと結びついています。
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 車から降りて丸馬場を眺めおろしたら、ボーダーコリーのチョロQとダックスのミントが駆け上がってきてくれました。
 ただ、不審者と思っただけだったりして、、、
 この日は、大事をとって乗馬はしませんでした。
 (おかげさまで、週末から急に痛みが和らいできました)

 クラブ長から来週の20kmのトレイル・ライディングのお話をお聞きしました。
 先週の今ごろは、まだ痛みがひどくて焦っていたのですが、何とか出場できそうです。
 完走してエンデュランス3級を取りたいです。
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by musignytheo | 2012-11-13 20:53 | riding | Trackback | Comments(2)

La Carraia

1997 La Carraia, Fobiano

 レンガ色が支配的になりはじめた濃いめのルビー色。澱は少量。
 チェリーやカシスのリキュールのような果実香も残っているが、主体は熟成香。枯れ葉、紅茶、なめし革、シガーなどの上品な香り。加えて、鉄さび、ミネラル、ハーブのニュアンス。なかなか複雑。
 味わいは、長い熟成を経て完全に溶け込んだなめらかなタンニン、上品な酸、旨味成分ともに秀逸。
 スーパータスカンの集中力やポテンシャルがあるわけではないが、良くできたワインが最高の状態を見せてくれたようだ。
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  ハモン・イベリコ 24ヶ月熟成
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  ポルチーニ・リゾット
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by musignytheo | 2012-11-11 17:52 | wine | Trackback | Comments(2)

English Roses in Fall

 庭のところどころで、ひっそりと時を待つ花たち。

 枝の先に小さなふくらみが現われて、少しずつ成長し、ガクの隙間から花弁が顔出しはじめる。
 それでもまだ、ひらく気配はなく、じっくりと色素と養分をたくわえている。
 花弁にほんのり紅が差すと、蕾は加速しはじめて、私はいつもきまって驚かされる。
 固く閉ざしたなかに、こんなにも複雑な要素がつめこまれていたのかと。
 開花がはじまってからも、演技はゆっくりをしたコマ送り。
 内側に密集するもっとも小さな花弁がひらききり、雄しべがあらわになるまでには、たっぷり二日が費やされるのだから。
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 秋のバラはこんなにも演出期間が長いので、心ゆくまで楽しめます。
 花保ちが良いので、切ってきて挿したくなります。
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by musignytheo | 2012-11-08 21:16 | rose | Trackback | Comments(0)

Takizawa Ranch

 久しぶりにやって来ました、滝沢牧場です。
 気象庁のHPで調べたら、前日の朝の最低気温が-7.7℃だったので、ものすごく厚着して出かけましたが、それほどの寒さではなく、ちょっと拍子抜けしました。
 よい天気だったので、陽射しがぽかぽか。
 それでも、5、6℃しかありませんでしたが。。
 空気がとても澄んでいて、眼に入ってくる景色すべてが美しく感じられました。
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 まだハロウィーンカボチャがあるのは、ご愛嬌。
 ここの農地で穫れたかぼちゃは絶品なのです。
 もちろん、しっかり購入しました。
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 まだ傷が癒えず、乗馬はできませんでしたが、スタッフとしばし歓談。
 そのあと八ヶ岳と再会。
 美しさに圧倒され、言葉がありません!
 ただじっと見つめるだけで満足です。
 唸るばかりの、おじさんでした。
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by musignytheo | 2012-11-05 20:11 | riding | Trackback | Comments(0)

En Crazy

2005 Mâcon-Pierreclos En Crazy, Guffens-Heynen

 輝く濃いめのイエロー。粘性が高い。
 ミラベル、ネクタリン、マンゴー、ブラッドオレンジなどの凝縮された果実の香りが豊か。それに加えて、様々なミネラルの深遠な香り。表現すると果実とミネラルだけなのに、なんと複雑で奥深いことか。これはマジックと言えよう。
 味わいは、まろやかなアタックからすぐに力強い酸が広がり、アフターまで長くつづく。Beauneの偉大な白にみる鋼のような酸ではなく、なんともチャーミングな性質だ。膨大な量のミネラルには驚かされる。
 これまで何度GHを抜栓したことだろう。しかし一度として裏切られたことがない。私にとって希有の作り手だ。自然に触手が動き、気づくとセラーの中にGHが溢れている。。
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  キノコのクリーム煮
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  ノルウェー・サーモンのソテー バターとタラゴンの風味
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by musignytheo | 2012-11-02 21:10 | wine | Trackback | Comments(0)


Wine and Roses, Dalmatian and Labrador.


by musignytheo

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