カテゴリ:日本酒( 21 )

四季膳処

天領盃「四季膳処」大吟醸

 メロンや洋梨のような吟醸香が立つ。
 味わいは、まろやかな口当りで、徐々に旨味が豊かに広がる。後味の切れが良く辛口。アルコールがそれほど高くないので、すぐに次の杯が欲しくなるようなタイプ。佐渡の酒。
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 湯葉をつかった和風マリネ
 ホタル烏賊の沖漬け
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      だいぶ日時が経過してからのアップになってしまいました
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by musignytheo | 2013-05-24 19:45 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

古銭屋の酒

谷桜純米大吟醸生「古銭屋の酒」

 かすかに黄味を帯びた透明の色調。
 洋梨やメロンのような吟醸香がかなり華やか。
 味わいは、生酒の芳醇さと切れの良さを兼ね備えている。酸は少なめで、米の旨味がふくよか。アルコールが17度と高めでボディがしっかりしている。余韻も長い。存外にかなり楽しめた。
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   ホタルイカの沖漬け 松前漬
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   造り(鯛・平目)
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   帆立、湯葉、空豆、ヤングコーンの酢味噌和え
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   揚げ出し豆腐
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by musignytheo | 2012-06-11 20:15 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

花薫光

『花薫光 純米大吟醸生』

 ほのかな黄朽葉がかった酒の色。粘稠でとろみを感じる。
 口に含んだ瞬間、華やかな洋梨、メロン、ライチなどの吟醸香が立つ。余韻は短めで、追ってもさっと消えてゆく。
 味わいは、濃厚で重みのある口付けから、ふくよかな旨味の広がる中盤へ。余韻はさらっとしてべたつかず、しかし芯の通ったもの。
 精米歩合27%と、極限まで米を磨いて醸したそう。確かに雑味は皆無で、濃厚さと麗しさのアンビバレンスを具有してなお美しい。
 N先生にいただきました。
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   刺身
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   海老・蛸・アスパラ・湯葉の和え物
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   豆腐 蟹葛あんかけ
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   鰤の寿司 富山から
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   浅蜊の吸い物
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   杏仁豆腐
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                                       両親と家で食事会
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by musignytheo | 2012-03-09 19:32 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

石田屋

黒龍純米大吟醸「石田屋」

 東条産山田錦を35%まで磨いて醸した大吟醸酒を、低温で長期熟成させた酒。
 黒龍の屋号、石田屋という名称をあたえた、この蔵のフラッグシップだそう。
 熟成香はほとんどなく、低温に長くおくことで吟醸香がより華やかになっているようだ。
 含み香に木質系の香り(杉)がやや強いが、あえて香りの極めて洗練された印象を破ろうとしているのか。
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   ヤリイカと九条葱の酢味噌和え
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                           このあと、刺身(生蛸、生鮪、鰤、鯵)







   中華クラゲと胡瓜の和え物
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   鶏挽肉の信田巻き 葛餡かけ
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   甘栗ごはんとシジミの赤出汁
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   豆腐花
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                                     両親を呼んで、食事会でした。
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by musignytheo | 2011-11-27 21:40 | 日本酒 | Trackback | Comments(2)

無庵 ー 陶芸と挿し花 ー

 秋は夕暮れ、と清少納言は書きましたが、ここ数日、日が傾きだすと地表は急速に体温を失って、日が落ちようとする頃には涼しく心地よい風が頬をかすめてゆくようになりました。
 夕暮れから夜にかけて、秋の雲は地上の色彩をすべてからめとり、自らは刻々とかたちを変え流転しながら、その演劇に自然の美を再現します。
 こんなに雲が雄弁になるのは、この秋の初めの短い季節だけではないでしょうか。
 アスファルトやコンクリートが蓄熱しない、自然の明暗が遮られない田舎に住んでいるからこそ感じられる、「をかし」。
 秋が仕組み、こっそりと張りめぐらすの光の罠は、その初期に既に完成してしまうようです。

 季節のうごきに敏感な日本人は、料理にも心を配ります。
 初秋の懐石に、「をかし」をさがしに行ってきました。

 二ヶ月ぶりの、日本料理無庵さん。 
 この日は、岡見周二さんの作陶に唐木さちさんが花を挿す、というイベントがあったようです。
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 庭にも作品。
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 軸の代わりに、陶盤と花。
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 唐木さんの花は、前からいいなと思っていました。
 山野草の可憐と野趣が純粋なかたちで配され、枝の挿し方には生命のダイナミズムが感じられる。
 近よると草花のモノローグが聞こえてくるようで、離れれば山里をそのまま切りとったような野趣にあふれている。
 しかし作品には、自然へのあふれんばかりの愛情、創造によせる人の確かな意志を感じます。
 芸術の発露って、こういうふうなのかな、と思いました。


 さて、先付け。
 菊の花と蟹の酢の物。蛸と明太子の和え物。
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 お造り。 
 平目、イサキ、甘海老、本鮪。
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 土瓶蒸し。
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 車海老、鱧、松茸。
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 焼き物。
 太刀魚、秋刀魚の八幡巻、百合根のきんとん。
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 岩牡蠣。
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 金目鯛の炊き合わせ。
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 栄螺、蚫、車海老の酢の物。
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 日本酒は、冷酒が十四代吟撰、燗が大七純米生酛造り。
 松茸ご飯。
 気づくと、今日もNは釜を抱えてました、、、汗
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 甘味。
 ずんだ餅とマンゴーのアイスクリーム。
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 料理はやや精彩を欠いていました。
 途中からは、残念ながら作る人の疲労のようすが料理の表情に映っていました。
 昼間のイベントで、みなさんお疲れだったのでしょう。
 
 でもこんなにすばらしい日本家屋でゆっくりとくつろげるのですから、充分満足でした。

 


 
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by musignytheo | 2011-09-10 20:11 | 日本酒 | Trackback | Comments(2)

無庵

 「日本料理無庵」に行ってきました。
 十数年前、「穂積」という名称だった頃何度か通った記憶がありますが、その後しばらく店は閉鎖されていました。
 数年前、先代の娘さんが女将として再開したとのこと。

 最近板前さんがかわったのでしょうか。
 繊細な料理が「穂積」のころを想い起こさせ、気に入っています。

 この店の美点は、なんといっても数寄屋造りのすばらしさ。
 調度や食器も上等なものばかり。
 打ち水の湿った匂いの玄関先をくぐり、一歩ふみいれると香のかすかにゆらめく趣きある空間が広がります。
 いつも、うつくしく生け花があります。

 部屋は六室のみ。
 はじめてのテーブル席でした。
 障子の通した光のやわらかい陰影は、落ちついた気分にさせてくれます。
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 この日は少し我が儘をきいていただいた、おまかせ料理です。

 先付。
 吟味された食材。 
 ちいさな器それぞれが、皆好みでした。
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 刺身。 
 生鮪の濃密な脂、鰆の繊細な味覚、平目の奥行きのある旨味。
 申し分ない素材です。
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 冷製の炊き合せ。
 隠れて見えませんが、生麩も美味。
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 焼き物。 
 甘鯛の雲丹寄せは、口中でほろっとくずれ、とろっと甘い、すばらしい食感と味。
 鮎の甘露煮も、良い味でした。
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 合わせた酒は、七賢大吟醸古酒。
 この店でしか手に入らないそう。
 上品なひね香とふくよかな味わいが、肴をよびます。
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 揚げ物。
 鮎の天ぷらは、はじめていただきましたが、鮮度が良いのでしょう。
 すきとおるような淡雪の食味でした。
 鱧のチーズ巻きも美味。
 写真が悪く、すばらしさがお伝えできず残念です。
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 鱧の柳川風。
 こういうやり方もあるのですね。
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 築五十年以上とのお話。
 さすがに痛みもありますが、こんなに贅沢な造りは今後難しいのではないかと思います。
 居るだけで、背筋をのばしたくなるような空間。
 ここの数寄屋造りのすばらしさを写真で表現するのは、私には困難です。
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 食事は、鱧の炊き込みご飯。
 上品な炊きあがり。
 
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 こんな釜で供されてきます。
 気づくとNは釜を抱えていました、笑。
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 水菓子は、レモンのソルベと桃のコンポート。
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 日本料理は、日本家屋で食されてこそ、本来の芸術性がひらかれるのだと、あらためて思います。
 花、香、器、軸、庭、調度、それに日本のことばでのやりとり、日本の手前・作法の美。

 こういう食が総合芸術に昇華する姿は、他国には見られないのではないでしょうか。
 私が知らないだけかもしれませんが。
 フランス料理には、近いものもありますが、基本的にはそれは議論の場。
 中国料理は、円卓を囲んでの社交。
 
 岡本太郎の影響もあって、私は武家社会以降の内をむいた文化、詫、寂、幽玄こそが日本の文化の伝統であると言う明治からの一般的な考えに否定的です。
 しかし、こういう食の世界が心地よく感じることも、また確かです。
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by musignytheo | 2011-07-28 21:22 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

福来大吟醸

福来大吟醸 金賞受賞酒

 開封した瞬間、吟醸香が部屋中にひろがる。相当香り高い酒のよう。期待しながら、利いてみる。
 赤肉のメロン、洋梨、バナナなどの吟醸香。かなり豊かだが、バランスを崩すことはないレベル。味わいはふくよかで、旨味が多く、力強い。適度な酸もある。余韻も長いタイプで、芳醇なローヌの白ワインに似ていなくもない。
 吟醸香が豊かなことを嫌う向きもあるし余韻の長い日本酒を評価しない方も多いようだが、この酒はバランスをきっちりと保っているので、凝縮した満足感の高い飲み物といえそうだ。
 平成22年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒。
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 しかし醒め際に頭痛を感じたのが気になるところ。吟醸香の本体である酢酸イソアミルは人によって代謝に時間がかかるため、吟醸香の強い酒を飲み過ぎると悪酔いするという意見があるのも事実。
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by musignytheo | 2011-06-26 19:17 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

黒龍「しずく」

黒龍 大吟醸 「しずく」

 昨年も感心したお酒
 味わいの印象はまったく変わらず、限定酒ですが毎年同等な酒質を維持しているようです。
 芳醇なのに切れが良いので杯がすすみたがる危険な吟醸酒。年二回の限定販売。
 心臓外科のN先生にいただきました。
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 ホタルイカ沖づけ
  九谷焼 高聡文の器で
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 刺身
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 湯葉、海老、空豆の和え物
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 野菜とイカの黒酢炒め
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 牛肉と筍のオイスターソース炒め
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 野沢菜とじゃこのご飯
 しじみの味噌汁
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                                    両親をよんで食事会
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by musignytheo | 2011-06-02 19:19 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

まると

まると 純米生酛造り 黒沢酒造

 信州土産に購入したお酒。
 昔ながらの手間のかかる製法で作られています。
 仄かに麦藁色がかっている。香りは控えめ。後半のこくとやわらかい酸味がすばらしい。
 酸味のある酒が好きなので、山廃造りや生酛造りの地酒には、つい手がのびてしまうようです。
 抜栓後しばらく閉じこもっていましたが、一週間目あたりから一気に開きだしました。
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by musignytheo | 2011-04-08 20:16 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)

「南部美人」純米大吟醸

「南部美人」純米大吟醸

 ほんのりと黄味がかった透明な酒。
 抜栓と同時に吟醸香が立ちあがり部屋中に漂った。洋梨、赤肉のメロン、微かだが百合の花の芳醇な香り。
 味わいはふくよかで甘やかだが、だれずべたつかず、きれいに澄みきった余韻が長くつづく。旨味成分がとても多い。酸も上品。杯につぎたがる手を抑えるのが苦労だった。
 JALのファーストクラスに使われているそう。
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 この冬最後、という売り文句に負け思わず手を出したトラフグの刺身。
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by musignytheo | 2011-03-01 19:00 | 日本酒 | Trackback | Comments(0)


Wine and Roses, Dalmatian and Labrador.


by musignytheo

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